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カバンに良く使われる金具の名称
まず初めに、ご注文の際、商品の説明で混乱しないように、革製品によく使われる
金具の名称について紹介しておきます。
金具の色は、
「ニッケル(銀色)」 、「ゴールド」 、「アンティークゴールド(ゴールドがくすんだ感じ)
「ブロンズ(銅色)」 、等がありますが、
TENZEROでは主にニッケルとアンティークゴールドを使用しています。
又、物によっては製造されていない色もありますので、ご不明な点はお問い合わせ
下さい。




革 カラーサンプル

革 カラーサンプル
写真をクリックすると更に拡大表示されます。

1.... 黒 (硬めの牛革)※定番
2.... 黒 (適度な張りのある柔らかめの牛革)※定番
3.... 黒 (柔らかい牛革)
4.... 黒 (揉みシワ加工を施したクタクタ感のある牛革)
5.... 黒 (適度な張りがある牛革・表面は浅いシボ付き)※定番
6.... グレー (硬めの牛革)
7.... ネイビー (揉みシワ加工を施したクタクタ感のある牛革)※廃盤
8.... くすんだブルー (揉みシワ加工を施したクタクタ感のある牛革)※廃盤
9.... 焦げ茶 (張りのあるオイルレザー・牛革)※定番
10... 濃い茶 (硬めの牛革) (柔らかめのワックス仕上げもあります)
11... オリーブ (柔らかめで透明感のある牛革・表面にシボ付き)
12...
ウォールナット (張りのあるオイルレザー・牛革)
13... キャメル (硬めの牛革)※定番
14... やや明るめのキャメル (張りのあるオイルレザー 牛革)
15... ベージュ (適度な張りのある柔らかめの牛革)
16... アイボリー (適度な張りのある柔らかめの牛革)
17... 暗めのブルーグリーン (張りのある牛革 ※表面がマットな素上げの為若干色落ちします)※廃盤
18... 濃いブルーグリーン (硬めの牛革)※廃盤
19... 鮮やかなブルーグリーン (柔らかい牛革)※廃盤
20... ブルー (硬めの牛革)※廃盤
21... ダークグリーン (適度な張りがある牛革・表面は浅いシボ付き)※定番
22... 紫色 (適度な張りがある柔らかめの牛革)
23...
赤茶色(レンガ色) (硬めの牛革)
24... ディープレッド (柔らかめで透明感のある牛革・表面にシボ付き)
25... 赤 (適度な張りがある柔らかめの牛革)
26... ピンク (柔らかい牛革)
27... 薄ピンク (柔らかい牛革) 
28... 橙色 (硬めの牛革)
29... オレンジ (適度な張りがある柔らかめの牛革)
30... 薄黄色 (柔らかい牛革)
31... 白 (やや張りのある柔らかい牛革・表面はシボ付きでダメージ加工)
32... 白 (適度な張りがある牛革・表面の塗装に細かくヒビの入ったクラッキング加工)
33... オフホワイト (適度な張りがある牛革・表面は浅いシボ付き)
34... 白 (硬めの牛革・表面は汚れが付きにくい、つや消しのツルツルです)
35... ヌメ(ナチュラル) (染めていない硬めの牛革)※定番
36... エンジ (適度な張りがある柔らかめの牛革 表面を毛羽立たせたヌバック)
37... 紺色 (適度な張りがある柔らかめの牛革 表面を毛羽立たせたヌバック)
38... グレー (適度な張りがある柔らかめの牛革 表面を毛羽立たせたベロア)
39... 薄グレー (適度な張りがある柔らかめの牛革 表面を毛羽立たせたヌバック)
40... 黒 (裏革に使う、傷の付きにくいピッグスキン)
41... 焦げ茶 (裏革に使う、傷の付きにくいピッグスキン)

※定番以外の革は常に入れ替わります。
  上記の革は常に入れ替わりますので、オーダーの際に革の色や質感を
    ご指定頂く場合は、オーダーページの作品に使用している革を参考に
    して下さい。


天然皮革には鞣し方や染め方によって様々な特性がありますので、ご注文の際に、向き不向きの革についてはご案内させて頂きます。


バッカス カラーサンプル

バッカス カラーサンプル
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1.... ダークグレー 8.... オリーブグリーン
2.... ライトグレー 9.... くすんだ黄土色
3.... こげ茶 10.. くすんだ薄紫
4.... 茶色 11.. エンジ
5... 土色 12.. 朱色
6.... 薄茶 13.. 生成り
7.... 濃いオリーブグリーン


バッカスは別注になり少々高価ですが、とても頑丈な生地で表面には独特の表情がありますのでTENZERO製品には好んで使用しています。

※ バッカスと同等の耐久性の11号帆布も使用可能ですが、
   どちらも鞄の構造によっては使用できない場合もあります。
  通常は少し薄めで張りのある専用の生地を使用しています。


カバン購入時の注意点 お役立ち情報!
かばんの修理業の経験を基に、購入時に注意しておいた方が良い点を紹介します。
まずはブランド物等にもによくある、裏地に合成皮革を使った鞄についてです。

合成皮革は約2年〜5年が寿命と言われており、
特にビニール等で密閉して保管しておくと、たとえ買ってから一度も使っていなくても、合成皮革の成分が空気中の水分と化学反応を起こして表面が剥がれ落ち、ネチャネチャとした物質が湧き出てきます。
(この症状の問い合わせはしょっちゅうあります)

こうなるともう修復は不可能なので新しい生地で張り替えるしか手はありませんが、簡単な作りの鞄でも修理費用は最低1万円はかかります。

ということで、長年愛用したい鞄を買う場合は合成皮革が使われていないかを確認する事をお勧めします。

又、既に合成皮革を使った鞄をお持ちの場合は、風通しの良い場所で密閉せずに保管するようにしましょう。

さて、もう一つの注意点は鞄のハンドルと本体との接合部分です。

下の写真のように、細めのハンドルを本体のヘリと一緒に縫い付けている鞄は長期間のハードな使用には耐えられません。

なぜかと言うと、ハンドルが細ければ細いほど 縦、横方向、そして無理なひねりの力の負荷はかかりやすくなり、しかも写真の矢印のようにハンドルを横切る縫い目が走っているという事は、革に切り取り線を入れているような物ですので、更に横方向とひねりの負荷には弱くなります。
(実際にこの手のかばんのハンドルの修理をたくさん経験しました)

ということで、ハンドルを横切る縫い目がある鞄を購入する場合は、ひねりの力のかかりにくい太めのハンドルであるか、
逆に、ハンドルが細い場合はハンドルを横切る縫い目がないかを確認する事をお勧めします。

<< 細めのハンドルを横切る縫い目がある場合の劣化例 >>

ハンドル付け根の劣化例 ハンドル付け根の劣化例
写真をクリックすると更に拡大表示されます。


意外と知られていない革のお手入れ方法

よく革が弱くなってヒビ割れを起こしたりするのは、栄養分が抜けてパサパサになる事が主な原因ですので、長く使いたい場合は月に一回ぐらい栄養補給をする事をお勧めします。

保革用の商品には様々な種類がありますが、色々試した結果、
「M.Mowbray DELICATE CREAM (メルトン・モゥブレィ社のデリケートクリーム)」という商品がとても浸透性が良く、革の風合いを全く損なわないので大変優れています。
塗った直後は色が濃くなりますが、5分ぐらいで元の色に戻り、保革オイルのようなツヤも出ませんしベタつきもありませんのでマットな風合いの革や、シミになりやすいヌメ革などにも使えます。


一方、オイル補給と共にツヤも出したい場合や、合成皮革の鞄や家具など幅広く使いたい場合は、保革油で撥水効果も兼ね備えた「Renapur(ラナパー)」という商品がオススメです。
但し、淡い色のデリケートな革に塗る場合は、色が濃くなったりムラになったりする場合がありますので目立たない部分で試してから使うようにしましょう。



尚、どちらの商品も起毛された革(ヌバック、ベロア等)には使用できませんので、起毛された革は汚れを消しゴムで落としてブラッシングし、スエード用コンディショナーや、防水スプレーを吹きかけておくと良いでしょう。

ちなみに、ヌメ革等が部分的に水に濡れてシミになってしまった場合の裏技として、あえて霧吹きなどで全体を濡らしなおし、濡れている内にRenapurをすり込むと全体的にオイルが行き渡ってシミはわりと目立たなくなります。(色は少し濃くなります)
後は、風通しの良い日陰で自然乾燥して下さい。

最後に、長期間保管する時の注意点として、
カビ防止の為に革専用の汚れ落としクリームで汚れを落とし、柔らかいタオルで乾拭きしてから、ビニールなどで密閉せずに、風通しの良い直射日光が当たらない場所での保管が最適ですが、
それが難しい場合は、※乾拭き ※ビニールなどで密閉しない の2つを守るだけでもかなり違います。

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